☪︎ どうしたら きみのすきなひとになれますか？ ☪︎ 「一緒に帰りたいから、追いかけてきた」 思わせぶりで 「他の男と話してるの、なんかイヤ」 ヘンに独占しようとするくせに 「……これ以上は関係ないことだよ」 勝手に線引きして、近づかせない ねえ、そんなのズルいよ ☽ ･ : * 「俺、結構クズだよ。それでもいいの？」 甘美な誘惑に溺れていく キケンな匂いのするきみのこと 知りたくて仕方がない （やっぱり、きみはズルいヒト。） ◎完結まではファン様限定公開です◎

”一か八か”とか ”ダメもとで”とか そーいうの 嫌だから 逃げてた ”絶対的な”とか”100%”みたいな安心が欲しくて 君の心から逃げてた 君のことで傷つきたくなくて いつも安全策ばかり考えて 少しの喜びに浸り そして 押し寄せる不安に抉られそうになって また考える ″安全策″を もう思いつかないや ″大丈夫″とか″いけるって″とか そーいうの信じないから聞き流してた ″大丈夫″とか″″いけるって″って君に言って欲しくて ただ追いかけてた 君のことで心を痛めたくなくて いつも君のことばかり考えて かなりの妄想に浸り そして押し寄せる不安に抉られそうになって また思い出す 君の笑顔を もう心が剥がれそうだ ねえ 僕が勇気を出したら 君はいつもよりたくさん 笑ってくれるかな 隣にいてくれるかな

未編集

真っ直ぐな人ほどずるくて ずるい人ほど真っ直ぐなんだ

美姫は高校生の時に、朝、いつも同じ車両に乗る男性にずっと憧れていた。 だが、高校を卒業後出会う事はないと思っていた男性に…自分の彼氏の同期として再び、出会ってしまった。 有村 美姫(２２歳) 峯岸 蒼斗(２８歳) 淡い恋心が蘇り、彼に惹かれていく自分を止められないでいた。 そんな美姫をその気もないくせに惑わすそぶりを見せる蒼斗に振り回されていく。 一度だけでいい… 間違いであっても、彼に抱かれたかった。 募るばかりの思いに負け、彼の手を取ってしまった。 心を見せないずるい男に堕ちていく… 『悪い男〜嘘つきより愛を込めて〜』に出でくる峯岸の少し前のお話からその後の話しです。