あなたはあたしの本当の友達でしょ？ あたしは信じてる。 あなたはあたしを信じてるの？ ずっと友達だよ？

　 「今日、来てるらしいよ」 『...男かと思った...』 男嫌いな少女と、女嫌いの不良少年。 それぞれトラウマを抱えている彼らは、 そこから始まった。 『燈那...愛してる』 『いつでも、見てるよ』 あたしは、彼以外誰も知らない。 『あんたんとこの父さんって...捨てられたんでしょ？』 『ばいばい、狭』 俺は女を信じない。 『ん、これやるから。もう泣くな』 『あたし、泣いてないです』 チョコビスケット ーーあの人に、また会いたい。 　

　愛した女性、浅井亜希子（アッコ）を失った男（隆児）は、生きる気力を失い死を決断する。しかし、突発的な事情や偶然が重なり、何度も死のタイミングを逃してしまう。 　そんな時、隆児の隣に引っ越してきた女性（美紀）が、隆児のもとへ引越しの挨拶に来る。この事がきっかけとなり二人は親交を深めて行き。やがて美紀も以前、隆児と同じ悩みを抱え克服した事を知る。しかし、隆児は、死を留まる事なく。美紀から離れた場所で自殺を実行しようとする。 　隆児が死を実行する場所として選んだのは、かつてアッコと旅行した鬼怒川温泉だった。鬼怒川温泉の旅館に着いた。隆児は、アッコとの楽しかった思い出に浸り、人生最後の一日を過ごしていたが、隆児の前に現れたコンパニオン（ひとみ）と、意気投合し、翌日ひとみの案内で観光する事になってしまい。尚かつ、ひとみの頼みで、有名な霊媒師のもとへ行く事になってしまう。 　その後、おばあちゃんの墓参りや、自殺依存者の会に参加をする内に、やがて隆児の気持ちに変化が現れ。自分自身が生かされている事に気付き、生きる気力が蘇ってくる。 　そして、感動のラスト、思いがけない奇跡が起きる・・・。　

惚れない 惚れては... --いけない-- ‐‐‐‐‐‐‐‐ だってキミは....

まんまる くるくる ビスケット アナタにも くるくる ビスケット

あなたは、やりたい事やってますか？