春夏秋冬雫（ひととせ　しずく）の前世は生贄王女だった。 『……ブリジット、愛している。誰よりも、愛しているよ』 転生した後も前世の記憶を持ち、毎夜、夫だった男の懺悔を夢に見る。 （嘘だ。そんなことあるはずが無いのに、彼は泣いていた。まるで本当に愛していたかのように私を抱きしめて、後悔を口にする） 『……君は私を許さなく良い。それでも次は君が幸福であるために、私の全てを掛けて、君を見守ることを……どうか許してくれ』 （そんなことは望んでいない。ただ後悔して欲しいだけ。失って絶望すればいいと思った。それ以上の償いなんていらない。少しでも苦しめばいい、でなきゃ復讐にならないから……） 　転生した日本での暮らしを満喫していたが、ある日──異世界召喚によって巻き込まれて前世の世界に舞い戻ってしまう。 　そこで夫だった天狐族のヴィクトル──森の大賢者ルティと出会うのだが……？ 「シズク殿はどこも柔らかくて、良い匂いがする」と寝ぼけて抱き枕！？ 「どれも美味しそうだ。君が来てくれてから三食しっかり食べられるし、美味しいし、ずっとうちにいてくれたら良いのだけれど」と甘々な台詞。 「可愛い。そんなに喜んでくれるのなら……家に帰る途中で、毎日甘い物を買ってあげようか」と貢ぐ、貢ぐ。 「全財産をお渡しするので、私に作ってほしい」と目がガチです。 とんでもなく溺愛されてまくっている！？ ※R15は保険です

動物嫌いだった、 小学3年生の“ちよ” ある日、 自分より大きな犬に足を噛まれて以来動物が大の苦手に、動物から逃げまわりついには事故にあってしまう。“ちよ”の壮大な冒険が、ちよの夢を生み出していく。 感動と幼い子が大人たちを変えて行く物語。　 双子の魂の片割れとの、 真実の愛のファンタジー この世（現世）と、過去世、（前世） 結ばれずに来た相手とも試練を乗り越え、結ばれたら？

意識を取り戻した瞬間、彼女に人生は一変した。 〈吸血鬼〉へと変えられて、目覚めたのは天敵である〈人狼〉の館。 転生前の記憶を無くしている彼女の前に現れたのは、野性的な魅力を持つ男。 憎悪に満ちた気配を纏っているのに、その眼差しは優しくて、時には深い欲求を浮かべる。 あなたは、わたしを殺したいの？ それとも、食べ尽くしたいの？ 運命の悪戯か、 出会うべくして出会った二人 例え、それが許されないとしても……｡ 一度つながった絆を消すことは出来ない。 記憶を無くした元人間の吸血鬼 × 人狼族ベータ 香月瑞季（28） ◆正反対の二人が織り成すパラノーマルロマンス◆ ＊軽めの大人表現が入ります。 前作「月の絆～最初で最後の運命のあなた～」と「野生の瞳～はじめての恋は情熱的に～」の登場人物も出てきますが、この話だけでも読めます。 ★アルファポリス、ムーンライトノベルズでも公開しています。 start→2016.6.1～ ＊続きはアルファポリス、ムーンライトノベルズで更新します。

引っ越してきた場所は 自然の溢れる 緑で埋め尽くされた街 そこで見つけたのは お化けの木の下 うたた寝をする 美しい―…… １７歳のミイコは転校してきた学校で、不思議な暁先輩と女好きな鷹城先輩と仲良くなる。 そして知っていくのは想像も出来ない世界と、出生にまつわる秘密―――