――『姫狩り』。 いつからか、 族の間ではそんな言葉がささやかれるようになった。 最凶で最悪の暴走族『ＲＵＬＥＲ』。 抗争に敗北した族の姫は、 ＲＵＬＥＲ総長の妃候補として囚われる運命。 そんな身勝手で卑劣なルールに巻き込まれたのは、 ……１人の少女。 味方のいない孤独な世界。 絶対的支配の中で 唯一、彼女に手を差し伸べる者がいた。 「俺の命にかえても、必ずお前を守ってやる」 その人物とは――。 仲間の仇とさえ思っていた ＲＵＬＥＲの副総長を務める男だった。 降伏の代償として囚われた姫 越前 美鳥 (Midori Echizen) × 敵対する暴走族『ＲＵＬＥＲ』の副総長 井波 玲 (Rei Inami) 囚われの姫と副総長。 それは、決して互いを求め合ってはいけない 禁断の恋。 彼女は知らない。 なぜ、男が命をかけて守ろうとしているのかを。 《執筆期間》 2024.01.22 〜 2024.03.15 第8回野いちご大賞にて、 最終選考作品に選ばれました♡!!

鳳凰学園・生徒会(仮)×世界No.1暴走族〚FACE CARD〛 生徒会(仮)の席は6つ 6つ目の席はKINGの指名で決まるとか この学園に通う女子誰しもは狙っている席、それが 陸ノ席別名　Secret Jewelry この席に入ったものはFACE CARDメンバーから高校である3年間、命に変えてでも守り抜かれる 壱ノ席　《KING》　　 京極　彗　【kyougoku sui】 弐ノ席　《JACK》　　 鳳凰　志貴　【houou shiki】 参ノ席　《ACE》　　 如月　涼　【kisaragi ryou】 肆ノ席　《JOKER》　会計　　 実澄　琉生　【misumi rui】 伍ノ席　《RIFFLE》　　 八神　遥　【yagami haruka】 知るものはごくわずか陸ノ席 《QUEEN》 上条　玲　【kamizyou rei】 彼女がSecret Jewelryになったのは前代未聞の契約… 「私はなりたくてSecret Jewelryになったわけじゃないから」 「俺もお前がSecret Jewelryとは認めていない」 真の自分を隠しながら生きていく二人 暗い闇の中を今もさまよっている。

「私が恋を失くしたらあなたが恋を手に入れるなんて絶対に嘘だから！」 須藤 砂雪（スドウ サユキ）高校一年生。 成績優秀で中学時代は生徒会長を務める。 高校でも一年生ながら見事入会した生徒会の会長は、ある目的の為だけに学園に君臨する絶対的支配者だった…！ 「めちゃくちゃに依存しなよ。最後に全部壊してあげるからさ。俺の腕の中で狂ってしまえばいい」 本郷 カナデ（ホンゴウ カナデ）高校三年生。 美しすぎる容姿と分け隔てない、平等で親切、穏やかなカナデは「真実」を隠して今日も妖しく微笑んでは学園中の女子達を虜にしていく。 「黙れ、ブス」 初対面のカナデに初めて浴びせられた言葉。 振りまく笑顔は嘘ばっかり！ こんな奴、絶対に好きになったりなんかしない！ 「早く俺に絶望しなよ」 「あーあ。だめじゃん。そんなとろけた目したらさ」 絶対的支配者の溺愛は甘くて激しすぎて、カラダもココロも壊れていく…！ ⑅*ॱ˖•⑅*.♡⑅*ॱ˖•⑅*.♡⑅*ॱ˖•⑅*.♡⑅*ॱ˖•⑅*.♡⑅*ॱ˖• 2024.02.13 完結 ⑅*ॱ˖•⑅*.♡⑅*ॱ˖•⑅*.♡⑅*ॱ˖•⑅*.♡⑅*ॱ˖•⑅*.♡⑅*ॱ˖• ⑅*素敵なレビュー、ありがとうございます*⑅ ｿﾗ様

「お前、人間の血の味、知ってる？」 初めて出会った彼は、あまりにも凄惨で、 そして あまりにも美しかった───。 「こはる」 私を呼ぶ不器用な声が今でも忘れられない。 悪名高き暴走族を仕切るのは、現在記憶喪失中のこの男。 ・ 雲雀 紫暮 -ひばり しぐれ- ・ 「俺のことが好きってんなら、俺が殺してって 言ったらちゃんと殺してくれんの？」 底の見えない漆黒に、今まで何度怯えたことだろう。 「俺は、お前が殺してって言ったら、 今すぐにこの手で殺してやる──。だから、 お前もこの気持ちに答えろ」 彼はいつも本気だ。 冗談なんて決して口にしない。 それは彼にとって、“つまらない”ことだからだ。 ───そこまでの覚悟ができる女なら、 俺はお前がどんな奴だろうと 死ぬほど可愛がってやる。 ・ 。 甘美な囁きが私を甘く誘う中 「今、何か思い出しそうになった……」 記憶が鮮明に蘇ってくる。 その先にあるものは、 とても残酷で、甘くて苦い、愛の物語。 「お前がどれだけ俺を拒んでも、俺が好きなのは こはるだけだ。───だからどうか、俺を信じて」 ✕✕✕ その男の名は、どこまでも黒い